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妄想の垂れ流し
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私はこのキチメガがゲーム初体験といううぶなおばちゃんの為(片桐さんかよ)、この平行世界に頭がついていかないのかもしれない。自分の中でうまく処理しきれない。
太一ルート限定だと、はっきりと明と暗が分かれますよね。
はっきりすぎるくらい。光が強いと影が濃いの象徴。
その両方があるから、より太一というキャラクターに魅力を感じるのは分かっているんだ。
あの影を抱えながら、それでも二人して「悲しいよね。仕方ないよね。でもそれでもいいんだよね」と逆にそれを宝物のように大事にする二人が、涙が出るくらい好きなんだ。

余談だけど、好きな絵本で「でんでんむしのかなしみ」(新美南吉)ってのがあって、太克はそれに共通するものがあるのかな、と思いました。太一と克哉の悲しみは全然別のものだけど、互いの悲しみをそっと慈しみあえるようなね。

そんな感想も、「ほんとに太一はこんな女々しいのかな?」なんて我に返ったりするんですが。

BAD ENDにいく太一も本物の太一。BESTにいく太一も紛れもなく本物。
その太一から目を離さないようにしなきゃな、と思いました。

あとね、もう一つ、自分の中で折り合いがつかなかったこと。
克哉さんの事。
結局、克哉さんは眼鏡が元々なんですよね。それが、なかなか受け入れられなかったんですよ(苦笑)。
やっぱりねぇ、ゲームをプレーするうちにノマに感情移入してしまってましたからね。
太一とのライブ帰りの夜明けのシーンを見て思ったんだけど、「自分には一体何があるのだろうか?」っていう疑問を持って、悩んだりするのってのは本来中高生の思春期に通る道なはずなんだ。
でも克哉さんは、劣等感の塊過ぎてそんな事さえ考えなかったんだろうな、と思った。
今にして思うと、やはりそれは「本来の自分が抜けた仮の姿」だからなのかもしれない。
そして、思春期という大事な時期を「ここにいない」ように過ごしてしまったため、いざ眼鏡を掛けた時、過剰な欲求を持った存在になってしまったのかな、とか。

だとしたら、「ノマを生み出した眼鏡の気質の克哉」をもっと受け入れなきゃならないんだな、と思いました。
「誰も傷つけたくない」→「愛されたい」と強く願った克哉が眼鏡の元なんだ、って事実をもっと大事にしなきゃいけないんだなーと。

あと受け攻めについても。
太一ルートだけじゃありませんでしたっけ?一つのルート中にリバってるのって。少なくとも片桐さんや秋紀ちゃんはなかったよね(笑)。
それもこの二人ならではなんだろうな。
私個人の趣向から言うと実は太一は攻めなんです。本当なら絶対に攻めてて欲しい。
あの子を受けにしてしまうと、やっぱ精神的にぶっ壊れそうな気がして(実際ゲーム中太一が黒に変貌したのって眼鏡に犯されたのが原因だしね)。
じゃなんで私はメガタを書いたんだろう。単純に「萌えた」って欲求だって言えばそれまでなんだけど、多分やっぱりそれだけじゃないんだと思う。だから、たまに自己嫌悪に陥りながらも懲りずにこの二人の事を書くと思う。
自分の書いた内容に自分自身が振り回されるなんて、本末転倒だと思うんだけどね。


でも、なんだかんだ言って、2次元の事でここまで大真面目に考えるゆとりのある自分はほんとはすごく幸せなんだと思う。

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