妄想の垂れ流し
オレ、今まで知らなかったなー。
オレの名前って、こんなに柔らかい響きなんだって。
『タイチ』
ってさ、ハッキリした、どちらかって言うときつい語感だってずっと思ってた。
それがさ。克哉さんがオレを呼ぶ声が、あまりにも柔らかくて、ちょっと動揺した。
なんか、『タイチ』って。オレじゃないみたいなんだもん。
でも。
すっげーうれしい。
克哉さんがオレの名前を呼んでくれるの、すっげーうれしい。
克哉さんの声聞いてると、「あぁ、オレはオレのままでいいんだな」って思える。
それだけで、もう何もいらないよ。
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ここのところ、黒な太一一辺倒だった気がするのだけど、ふと、こんな太一も求めてしまったりする。
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