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妄想の垂れ流し
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「克哉さん、なにそれ?」
「ん?これ?カリンだよ。」
「カリン・・・って聞いたことあるけど。それ、どうするの?」
「これでカリンのシロップ漬けを作ろうと思って。
普通シロップ漬けは砂糖とカリンをビンに入れて3ヶ月以上おかなきゃいけないんだけど、知り合いから簡単に出来るいい方法を教えてもらったんだ。」
「なになに?」
「これを炊飯器にセットして、一晩保温すれば翌朝にはとろとろのシロップが出来てるんだって。」
「へぇ!すごいねー。そんな簡単に出来るんだー。」
「うん。太一は甘めのと、甘さ控えめ、どっちがいい?」
「そうだなー。オレは甘いものは甘ーいほうがいいかな。」
「うん、そっか。分かった。じゃ砂糖の分量は減らさないで作るよ。」
「明日が楽しみだねー、克哉さんっ!」
「そうだね。」





「太一!ちょっと来て!」
「なーにー克哉さん・・・こんな朝早くから・・・・・・」
「ちょっとこれ、見てみろよ!すごくいい匂いなんだ!」

(のろのろ)


「・・・・んー・・・・・あっ、本当だっ、すっげー甘いいい匂い!」
「大成功だよ、太一!
これって、すっごく喉にいいんだって。密封しておけば日持ちもするし、太一のライブの後に薄めて飲んだら絶対いいよ」
「克哉さん、オレの為に・・・・・・」
「これぐらい大した事じゃないよ。」
「ううん。大変さなんか関係ない。克哉さんがオレの為に作ってくれようって思ってくれた気持ちがうれしい。」
「オレに出来る事はこのくらいだから。」
「まーた。克哉さん、そんな事言って。
あ、じゃ、これ、克哉さん、味見させてよ!」
「うん、いいよ。ちょっと待って、スプーン持ってくるから。」

「克哉さん。」
「なに?」
「それ、克哉さんがオレに飲ませて?」
「いいよ。じゃ、ほら、あーん。」
「そうじゃなくって。
克哉さん、まず味見して・・・」
「ん・・うん・・・あ・・・甘い・・・・・」
「それを飲ませて。」
「あっ・・・太一・・・なに・・っう・・ん・・・・・・」
「ほんとだ。克哉さん・・・・・すっげぇ、甘い」
「こら、太一。」
「それ、喉にいいんでしょ?
だったら克哉さんにも必要じゃない?だって克哉さん、すぐ、声枯らしちゃうじゃん。」
「っ!何言ってるんだよ!太一ったら!」
「もっと。もっと味見させてよ。」(スプーンですくって克哉さんの口へ)
「・・・う・・・そんな・・・いっぱい・・・・甘すぎだろ・・・・」
「こぼさないで・・・・全部・・・オレにちょうだい・・・・・」

(じゅる・・・・・)


「ん・・・・っ・・・・克哉さん・・・・砂糖でべたべたする・・・・」
「太一が欲しがったんだろ・・・・・」
「いっしょに、舐めちゃおうね・・・・」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




梅シロップが、たいそうおいしく出来上がりました(破顔)。
今日は焼酎で割って頂きました。
しかし、相変わらず、妄想のほうが美味しいようです(痛いよ)
一応、梅からカリンに変換しております。カリンで炊飯器レシピが通用するとは到底思えませんので参考にはなさらずに(誰もしねー)


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